AIソリューション

モリカトロン株式会社のゲームAIの研究開発から
生まれた製品をご紹介します。

AIアニメ制作サポート

特徴

AIアニメ制作サポートは、3Dモーションのフレームを適切に間引き、動きの速度感の変化などにメリハリをつけた、日本の2Dアニメならではのリミテッド・アニメーション的な動きを表現するシステムです。
従来の単純な2コマ打ち(2フレームごとに1フレームを間引く)といった手法ではなく、必要な「キーポーズ」をAIが確実に選出し、動きの質を落とさないという点が特徴です。

※AIと2Dアニメの作画とどういう関係があるかについて簡単な記事を公開しています。(リンク

従来手法との違い

これまで「2Dアニメ風の3Dアニメーション」を作成する際は、「一旦均一にフレームを間引いてから、手作業で必要なフレームを選出して調整・修正する」という面倒な作業が発生していました。
また作業にあたっては、3Dアニメーションツールの理解・経験と、「コマ打ち」ノウハウなど2Dアニメ作画技術・知見の両方が要求されるため、そもそも実行難易度が高いという問題がありました。

本ツールは、簡単な操作で、適切なフレーム(キーポーズ)の確実な選出を可能にし、2Dアニメ風の3Dアニメーション作成(2Dアニメ的なコマ打ち表現への変換)の作業量と作業難易度の大幅な軽減を実現します。

機能紹介

「平均コマ打ち数」「メリハリの強さ」の2つのパラメータを任意に設定するだけで、AIが設定に応じた適切なフレームを自動的に選出し、リミテッドアニメ的なコマ打ち表現へと変換します。

本ツールでは、フレームを自動的に選出するアルゴリズムを2種用意しています。

  • 快速:素早く近似解を求めるアルゴリズム(推奨)
  • 最適:最適解を求めるアルゴリズム。精度は高くなりますが、時間と計算力が必要になります。

またGUI機能として
モーションのプレビュー機能

  • フォルダ内のモーションデータのロード・モニタリング機能
  • パラメータの設定・保存・ロード機能
  • (データが変更されると即再処理を行う)自動モード
  • ログの表示・保存機能

などを備えています。

利用方法

本ソフトウェアを利用して3Dモーションをコマ打ち処理する流れは下図のようになります。
JSONファイルを経由して3Dソフトウェアとモーションデータ、処理結果の受け渡しを行う構成です。


※1と3を行うために、3Dソフトにアドオンを別途用意する必要があります。お問い合わせにてご相談ください。

動作デモ

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