次世代ゲームテスティングソリューション「Playable!Mobile」の開発を担当しました
当社は、2024年11月5日にAIQVE ONE株式会社より販売を開始したゲーム開発のQA工程をAIで自動化する次世代ゲームテスティングソリューション「Playable!Mobile」の開発を担当いたしました。
本ソリューションは「Playable!」に続く第二弾で、今回は“Unity開発のモバイルゲームに最適化”されており、導入も非常に簡単となっております。
「Playable!Mobile」サービスサイト:https://playable.qa/mobile
「Playable!」シリーズについて
モリカトロンは「AIを活用したゲームの自動プレイシステム」の研究開発を長い年月をかけて「Playable!」シリーズという形で具現化しました。
これまでの開発の経緯や背景については「Playable!」ならびに「Playable!Mobile」を販売するAIQVE ONE株式会社取締役CTOである松木晋祐氏と、同社の親会社であるベリサーブのプロダクトソリューション事業開発部エンタメQAソリューション開発課所属で、同AIの開発に携わった田中志弥氏へのインタビューをご覧ください。
【AI受託開発事例】ゲームとAI、ソフトウェア開発の強みを活かした協働を実現
・モリカトロンAIラボ:https://morikatron.ai/2024/11/veriserve/
・モリカトロン公式note:https://note.com/morikatron/n/ne9dc75e45a87
※モリカトロンAIラボとモリカトロン公式note、どちらも同じインタビュー内容を掲載しています。
「AIを利用した自動ゲームプレイシステム」の研究開発について
モリカトロンは、創業以来「ゲームをコントロールするAI(中のAI)」にとどまらず、「ゲーム開発工程で活用するAI(外のAI)」の研究開発に取り組んできました。
これまでの研究成果を活かし、自動化技術の最前線に立ち続けています。
1)ゲーム開発者向け技術カンファレンスCEDECでの発表を通じた技術基盤の構築
・2019年
「AIにゲームをデバッグさせることはできるか?〜ゲームAI専門会社モリカトロンの挑戦〜」
https://cedil.cesa.or.jp/cedil_sessions/view/2128
・2020年
「攻略、接待、変更に強いAIプレイヤー開発のためのアプローチ」
- 模倣学習(DQfD) を活用した3Dアクションゲーム攻略の研究
- 階層型強化学習 を用いた格闘ゲーム自動プレイヤー育成の研究
https://cedil.cesa.or.jp/cedil_sessions/view/2281
2)パートナーとの共同研究開発
これらの研究成果を基に、株式会社ベリサーブ様、AIQVE ONE株式会社様(設立前より協力)とともに「QA向け自動プレイエージェント」の開発を開始し、下記のソリューションを次々に展開してきました。
・2021年~2022年
3Dアクションゲーム向けのコリジョンチェックやプレイスルーテストを自動化する「Playable!」を開発
https://playable.qa/
・2023年
大規模言語モデル(LLM)を活用し、3Dアクションゲームの汎用自動プレイテストエージェント
「Playable! General Agent」を発表
https://docs.playable.qa/general-agent
・2023年~2024年
LLMを用いたモバイルゲーム向けの汎用自動テストソリューション「Playable!Mobile」を開発
https://playable.qa/mobile
このようにモリカトロンは「中のAI」と「外のAI」の両軸でAI活用を推進し、技術革新をリードし続けます。
今後の取り組みにもぜひご期待ください。
今後の展望(AI受託開発・パートナー募集)
これまでの研究で培ったAI技術により、今後もモリカトロンはAI技術を活用したエンタメ分野の革新に取り組んでまいります。
モリカトロンは「AIのソムリエ」として、多種多様なAIからお客様のご要望やお悩みに最適な提案をいたします。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。AIの専門家のモリカトロンにお任せくださいませ。
また、より一層AIの技術開発や“エンタメAI”を推し進めるため、新たなお客様や研究パートナーとの協力を心より歓迎いたします。
共に、エンターテインメントの未来を築きましょう。
★AI受託開発はこちらら :https://morikatron.com/ai-contract-business
★パートナー募集はこちら:https://morikatron.com/partners